「子どもと一緒にお風呂に入るのはNG?」保育士の海外ホームステイ日記 #4

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日本で保育士をしていた筆者は、現在オーストラリアの現地ファミリーの家で保育や家事のお手伝いをしてお給料をいただく“オーペア”というお仕事をしています。

その中で感じた生活習慣や育児の考え方の違いから日々刺激を受けています。

今日は、オーストラリアの驚きの⁉お風呂事情についてご紹介したいと思います。

バスタブなし!斬新すぎる!オージー家庭のお風呂の入れ方

日本では、お風呂に当たり前に湯船があってママやパパが子どもと一緒にお風呂に入るって普通のことですよね。オーストラリアではシャワーブースのみで、バスタブがあるおうちはほとんどありません! わが家ももちろんシャワーブースのみ。

そんなわが家のbabyのお風呂は……

出典: &Mama(アンドママ)

こちら! 衣装ケースです!!

この衣装ケースにお湯をためて、バスタブとして使っています。ママやパパは一緒にお風呂には入らず、洋服を着たまま子どもたちが髪や顔、身体を洗うのを手伝ってあげます。

筆者のオーペアの友人のお宅では、手洗い用のシンクにお湯を溜めてバスタブ替わりにしているんだとか…! 上には上がいるのですね……。

初めて聞いたときは本当に驚きました。もちろん、バスタブ用のシンクとして使っているので、他の目的ではほとんど使わないようです。(そうとは言え、衛生面が気になりますが。)

素敵なアイデアではあるのですが、一方で大変なことも沢山あるようです。

筆者のファミリーの家では衣装ケースに半分ほどお湯を溜めてバスタブとして使うのですが、後片付けが大変! 衣装ケース半分ともなれば結構なお湯の量になり、使い終わったお湯をこぼしていく作業がこれまた大変。

ゆっくり少しずつ流していかないと、隣のママとパパの部屋まで浸水してしまうのです……。筆者も一度手を滑らせてしまい、大洪水を引き起こしてしまったことがありました。(オーストラリアのバスルームはトイレとシャワーブースが一緒になっていたり、扉ひとつで寝室に繋がっていたりする造りが多いです。しかも床の段差も特にないので、水がそのまま寝室や廊下にいくこともあり得てしまうのです。)

また友人宅では、手洗い用シンクといえども深さはたかが知れています。お風呂が大好きな子どもたちは大興奮。バスタイムのたびにシンク周りはびしょびしょになってしまい、毎回掃除をしなければならないそうです。

そう考えると、日本のお風呂文化はとても魅力的だと改めて感じています。

 

ママやパパと一緒に入るのはタブー!?

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先述したように、一緒に入るスペースがないというのも事実なのですが、基本的にはママやパパは一緒に入ることはしません。日本ですと、ママやパパと一緒にお風呂に入ってゆっくりコミュニケーションをとるというのが一般的ですよね。

オーストラリアでは大人の裸を見せるのがNGと考えられているので、一緒に入るということはしないようです。もちろん、着替えの場面を子どもたちに見せることもありません。

ですので、こちらにいらした時や、現地の方と話をするときに「子どもと一緒にお風呂に入っている」と話をしないように気を付けるとよいかと思います。

子どもとのほっこりするエピソードを……、と思ったところ逆に怪訝な顔をされてしまう可能性が非常に高いのです。

ただ、家庭によってはある程度の年齢を迎えるまでに、性別による身体の変化を知っていくことは大切と考えている家庭もあるようです。そうは言っても、限られたスペースで子どもたちと一緒にお風呂に入るのは非常に難しく、大変なことだというのが現実のようですが…。

このようにお風呂の入れ方ひとつとっても、国によって、文化によって、考え方や捉え方が全く違うんですね。とても興味深く勉強になります!

 

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※ FamVeld、AntonenkoS / Shutterstock

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