FPがアンサー!「マイホーム購入時のローンの選び方」と子育てファミリーの貯蓄術

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結婚・出産などのタイミングでマイホームの購入を検討したり、実際に購入する方は多いのではないでしょうか?

特に出産後は自分のことだけでなく子どもの将来のお金についても考える事が増えると思います。消費税も10月から10%へとUPし、これからかかる教育費を支払いながらローンの返済ができるのかどうか、不安を感じる人も少なくありませんよね。

今回は1児のママであり、現在第2子を妊娠中のRIEKOさんにリアルな住宅購入の疑問やお悩みをお話しいただき、ファイナンシャルプランナーの平井さんにマイホーム購入の時期やおすすめのローン、貯蓄方法のアドバイスをいただきましたのでご紹介します。

Q. 現在第2子を妊娠されているとのことですが、ご家族が増えてマイホームの購入検討はされていますか?

RIEKOさん:第2子出産後、今の住まいが手狭になったり一人部屋を考える時点で検討したいと思っています。マンションか戸建てだったら戸建て希望ですが、住みたい街や進学などでどこに買うかなどは全然絞れていない現状です。

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Q. マイホーム購入のため特別に貯蓄や資産運用は行っていますか?住宅ローンについて現時点で悩みや疑問などあればお聞かせください。

RIEKOさん:マイホームの為という訳ではないのですが、貯蓄は保険でしています。「増税前に買った方が良い」などの意見もありましたし、いつ家を買うべきか悩んでいます。

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Q. お子さんの将来のことを考え、お金や貯蓄について気になることはありますか?

RIEKOさん:学資保険、第1子は入ってますが…やはり入った方が後々の事を考えて良いのでしょうか?やはり、高校生ぐらいまでが貯め時なのでしょうか? いつまでにいくら貯めたら良いのかイマイチわかってないです。

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そこで、ファイナンシャルプランナーの平井美穂さんに子育てワーママに向けてマイホームや貯蓄についてお伺いしました!

 

RIEKOさんはいつ家を買うべきか迷われているとのことですが、おすすめのタイミングは? また、マイホーム購入のための貯蓄や資産運用について、子育てファミリーに多い悩みはどんなことですか?

平井さん:ご家庭の状況や世の中の情勢などによってケースバイケースですが、一般的には家を買うタイミングは早ければ早いほどいいと思います。なぜなら、年金暮らしが始まってから住宅ローンの返済を続けるのは現実的に無理があり、65歳までにローン完済の目処を立てる必要があるからです。

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住宅ローンの返済期間は最長35年ですが、30歳で組めば最長35年で借りても65歳時にローンの返済が終わります。一方、40歳で65歳までに払い終わるようにローンを組むと、返済期間は25年です。返済期間が短くなればなるほど毎月返済額が多くなるので、より多くの頭金を用意する必要があります。永住する住宅を購入するのであれば、早くに買った方が無駄な家賃を払い続ける期間がなくなり、一生涯を通してみると経済効率はより良くなると判断できます。

子育て世代がマイホームを購入する際によくある相談は、「今後のライフプランを考えたときに自分達にとって適正な予算はいくらか?」という相談です。「住宅ローンの返済を続けながら無理なく教育費や老後資金の準備ができるようにするには、いくらまでの借入が妥当か」という問い合わせが多くなっています。

 

RIEKOさんから学資保険についてお話がありましたが、平井さんからアドバイスをお願いします。

平井さん:学資保険は、「確実にお金が貯まる」「定期預金よりは利率が良い」といったメリットがある反面、「満期までお金を受け取ることが出来ない」「貯蓄を目的とする場合、死亡保障がつく分運用効率が悪くなる」といったデメリットもあります。
たとえば、子どもが18歳時点で保険金を受取る学資保険の契約をしたものの、私立中学の受験をすることになり、もっと早くに資金が必要になるかもしれません。私立に進学する場合、年間100万円程度の教育費が少なくとも必要です。いつ、いくら必要になるか、進路別教育費と今後の家計収支をきちんと計算して、年収で賄いきれなくなると予測される分は学資保険などを活用するとよいでしょう。

ただし、貯蓄の全てを保険で固定してしまうのは、いざという時にお金を引き出せないリスクがあるので避けるようにしてください。一般的に半年~1年分の生活費を預貯金で貯めておくと理想といわれています。まずは流動性・換金性に優れた預貯金である程度貯めてから、保険で貯めるようにしましょう。

 

マイホーム購入時の住宅ローンについて、固定金利と変動金利はどう選べばいいのでしょうか?おすすめはありますか?

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平井さん:全期間固定金利は返済期間中の金利が固定され返済額が一定なため、返済計画が立てやすいというメリットがあります。一方で、変動金利と比べると金利が高く、当初返済額が多くなるというデメリットがあります。反対に、変動金利は当初の金利が低く、はじめは返済額を少なく抑えることができますが、将来の金利が確約されていません。金利が上がった時には、月々の返済額が増えたり、元金の減りが遅れたりするデメリットがあります。

借入額や返済期間、家計の状況などによって異なりますが、これから教育費や生活費など支出の大幅な増加が見込まれる子育て世代にとっては、返済額が一定な全期間固定金利が安心です。さらに、現在は全期間固定金利商品の代表である【フラット35】の金利が35年固定で1.11%(※)と史上最低水準を維持しています。変動金利との差はわずか0.5%程度となっており、これまで1.5%程度の差があったことを考えると全期間固定金利の魅力が高まっています。
また、フラット35には地方自治体と連携し子育て世代の住宅取得を応援する「子育て支援型」という商品もあります。一定の要件をクリアすれば、地方自治体による補助金交付などの財政的支援とセットで、【フラット35】の借入金利から当初5年間、年▲0.25%の金利引下げが受けられるしくみです。全期間固定金利の水準が低下している今、住宅購入を検討している子育て世代がチェックしておきたい商品の一つでしょう。

(※)2019年10月における融資率9割以下、返済期間21~35年、新機構団信付きの最低金利

 

共働き夫婦に向けたプランはありますか?

平井さん:【フラット35では、共働き夫婦は収入を合算しての申し込みが可能です。夫婦が連帯債務で借りる場合、団体信用生命保険に夫婦二人で加入できる「夫婦連生団信(デュエット)」という制度があります。夫婦のいずれかが死亡や所定の身体障害状態となった場合に、住宅の持ち分割合や返済割合に関わらず、夫婦で借入しているローンの全額が保険で弁済される制度です。保険料として金利は+0.18%上乗せになりますが、35年元利均等返済で3,000万円を借入した場合、月々2,569円の負担増です。夫婦で家計を支える共働き夫婦にとっては、安心な制度となっています。

ご家族が今後増えていく中でマイホーム購入を検討する際には、平井さんおすすめの全期間固定金利型ローンフラット35は安心の住宅ローンではないでしょうか。

また、共働き家庭にとって、フラット35の夫婦連生団信(デュエット)はもしもの時のために検討したい制度ですね。RIEKOさんも周りのママにぜひオススメしたいと話されていました。

理想のマイホームを購入する際の参考にしてみてくださいね!

【画像】
※ &Mama、Rawpixel.com、Andrei Shumskiy、comzeal images / Shutterstock

【参考】
【フラット35】「子育て支援型」

全国一斉相談会

 

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